『ピッコマ!』で連載中の恋愛まんが『今世は当主になります』42話のネタバレと感想をまとめてみました!
ティアは傷を負いながらも幸運に感謝しつつ、あの人に会わねばと思います。
ペレスはティアの約束を守りながらなんとか生き延びていました。
今世は当主になります第42話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
今世は当主になりますネタバレ42話最新話と感想!ティアとペレスのシンクロ
一害あっていくつか利ありのティア
ロンバルディの屋敷はすっかり暗くなっていて、ティアのいる部屋も薄暗闇。
ギャラハンがティアに一緒にいなくていいかと再確認しますが、ティアは父親を気遣い大丈夫と答えます。
ギャラハンは感動してティアの頬にキスすると、何かあったら呼ぶようにと言い残し、隣の部屋へと去って行きました。
ティアは体を起こし、両腕をあげて解放感を喜びます!
ベレサックが木刀を持ったことを口実にするつもりが、予想以上にうまく行ったため、ティアは枕をこぶしで叩きながら大喜び。
大きくなれば力の差はもっと開くはずと、ティアは不敵に笑います。
予想外ではありましたがあまりに嬉しすぎ、ベッドの上でゴロゴロはしゃぐティア。
もちろん頭は痛みます。
ベッドに大の字になって落ち着くと、ラッキーさをシミジミ感じるのでした。
双子が誤解したのは明らかですが、ベレサックは事実を話すことができなかっただろうから、ベレサックもアスタリウも悔しがっていることだろうと推察します。
事件の時血が流れたことと、気を失う直前の双子たちを思い出しながら、双子たちが来なければティア自身がもっとひどい事態になっていた可能性もあることを考えれば妥当とも言えるでしょう。
ちょこちょこ歩いて窓に近づいていくと、外では荷物を運んでいる使用人たちの姿がありました。
「ロンバルディ奨学会」が近くあり、あの人に会えなければと思いを巡らせるティア。
今の状況ではひとりでは忍び込めないけど、何かしら方法があるはずと顔を上げます。
もうすぐだから待ってて、と囁くのでした。
ティアを待つペレス
暗い部屋の中でシーツに包まり横になっている薄汚れた少年。
ドンッという大きな音で体を起こすのは第2皇子ペレスです。
足音はすぐに慌ただしく去っていき、ペレスはドアを開き床に置かれている食事を見下ろしました。
トレイを手に取り、様子見すらされなくなっている状況を察知しています。
スープをスプーンでひと口に含むと、一瞬はウッとなりますが、毒がたくさん入れられていることを知りながらも完食。
その後は、ティアにもらった薬をフラスコからスプーンに移します。
ティアがいきなり良くなってはいけないと注意していたことを思い出しますが、ペレスの背後から暗い囁き声が聞こえてきました。
ティアを信じるのかと尋ね、フラスコには僅かな残りしかないことを指摘し、あと何日分だ、と問うてきます。
お前は約束を守っているけどまた来るというのはお前が死んだ後ではないか、クックと笑いながら、諦めてしまえと囁いてくる声。
ペレスはメルコーン薬の入ったスプーンを口にし、ゴクリと飲み込みました!
フラスコをぎゅっと握りしめ、ペレスの頭をなでてくれたティアのことを鮮明に思い出していました。
本でも持ってできるだけ早く来る、と言ったティアを。
しかしその記憶も暗い部屋の中では霧散してしまい、ペレスはフラスコを撫でます。
フラスコに頬を寄せながら、ティアは忘れてなんかない、とつぶやくペレス。
ずっとティアを待っている、と。
今世は当主になります42話感想
今回は、ティアとペレスだけに焦点が当たり、2人の状況がシンクロしているお話しでした。
ティアもペレスも悪意ある相手からの攻撃でベッドに横になっています。
ティアは怪我の功名と言いますか、ラッキーもあって怪我はしたものの、状況的には良い方向に向かっていくことが予測できます。
何よりティアはひとりではありません。
父親ギャラハンもいますし、ルーラックやシャナネットや双子たちなど誰かしらティアを大切にし、守ろうとしてくれている人がいるのでした。
一方のペレスは、以前のストーリーにもあった通り、毒の量が増やされています。
食事を提供する人が見守ることすら放棄してしまっている状況で、人に会うことすらありません。
体は弱っていくでしょうし、こんな真っ暗な部屋で、衛生状況もよくない中、孤高にペレスは耐えています。
思考も低下してくるでしょうし、疑心暗鬼になるでしょうから、暗い囁き声も聞こえてくる状況です。
それでもティアだけをただ信じて、あと残り少ないメルコーン薬の入ったフラスコを抱きしめるペレスが不憫過ぎました。
はやくこの2人が再開できることを願うばかりです!
今世は当主になりますネタバレ42話最新話と感想!ティアとペレスのシンクロ
今回は漫画「今世は当主になります」42話のネタバレ、感想をご紹介しました。
ティアは双子たちの誤解により意外な方向で問題解決がされ解放感を味わいますが、ペレスとの約束を果たすための次のことに意識を向けました。
ペレスは、劣悪な環境、孤独な状況の中、毒の食事を食べメルコーン薬を言われた量飲み続けるというティアとの約束をただひたすら守り続けていました。