「ピッコマ」連載漫画の「悪女は2度生きる」3話のネタバレと感想をまとめてみました!
兄の裏切りによって全てを失ってしまったアルティゼアでしたが、一つだけ後悔している事がありました。
それは聖女リシアの事です。
二人の間にいったい何があったのでしょうか。
「悪女は2度生きる」3話のネタバレと感想を紹介していきます!
目次
悪女は2度生きるネタバレ3話最新話と感想!
リシアへの想い
ローレンスは元々残虐的で、正統性に対する負い目があった為、誰からも慕われる皇后リシアへの劣等感と憎悪が生まれました。
リシアは華やかな宮殿という監獄で孤立し、衰弱していきました。
リシアの影響力は命の灯が消えそうな人を助けられるほど強いものでしたが、自身の病に打ち勝つことはできませんでした。
ローレンスとの結婚を決めたのは自分なのだから、こうなったのは自分の責任だと言うリシア。
リシアは、アルティゼアが生きる為に罪を重ねてきた事は許されないことだが、自分はアルティゼアを許す、と言います。
そしていつかセドリックに会うことがあれば、リシアは後悔なく生きたと伝えて欲しいと言い残し、リシアは息を引き取りました。
アルティゼアは、リシアを助けられなかった事を深く後悔するのでした。
救いの手
地下牢に囚われているアルティゼアは、急に聞こえてきた足音で目を覚まします。
もう時間の感覚もなく、夢を見ていたのか、リシアの事を思い出していたのかもわかりません。
突然鉄格子の外から、いい気味ねと声を掛けられ、驚いて声の方を見ると、声の主はリシアの使用人をしていたベーニャでした。
ベーニャは、極悪女も随分落ちたものだ、とアルティゼアの髪を掴み上げます。
命を奪うことができず残念だと言いながら、ベーニャは鎖を外し、アルティゼアを地下牢から連れ出しました。
アルティゼアは、ベーニャが何故自分を助けてくれるのか不思議に思いながらも、されるがまま荷台に乗せられ皇宮を後にするのでした。
いつの間にか意識を失っていたアルティゼアは、誰かの話し声で目を覚まします。
天下の策士も自分の身は守れなかったようだな、と目の前の人物…セドリックに話しかけられました。
かつてアルティゼアは、セドリックを陥れる為にアバ川の堤防を決壊させたことがありました。
当時グレゴール皇帝の指示で西部の国境を警備していた彼は、首都に帰還せず水害を抑えるために指揮を執ったことで皇帝の怒りを買い、帝国に追われる身となったのです。
セドリックが何故自分を助けたのかとアルティゼアが混乱していると、ローレンスの暴政を止めたいから力を貸して欲しい、とセドリックが頭を下げました。
セドリックは、全てを失ってもアルティゼアには優れた頭脳が残っている、ここに来る途中にローレンスの蛮行を見ただろうと問います。
アルティゼアは、ここに来る途中に、かつて帝国髄一のワイン産地だったバークワー村が見る影もなくなくなっていたのを見た事を思い出しました。
バークワー出身者が12年前にロイガール大公にローレンスの暗殺を持ち掛けた事が原因だとベーニャが言います。
ローレンスはバークワー村だけでなく、所々で無意味な虐殺を繰り返していました。
セドリックは、軍事の才しかない自分たちではローレンスの蛮行を止める事ができない、彼を止める策を考えて欲しい…と、敵であったアルティゼアに懇願します。
アルティゼアは人生を捧げたローレンスからも必要とされたことがありません。
アルティゼアは小さく首を振りましたが、今まで自分が重ねてきた過ちに後悔が押し寄せ涙がこぼれました。
ローレンスを止める為に
そんなアルティゼアを見て、そなたでも打開策はないのか…田舎に送るから余生は穏やかに過ごすように、と諦めたように部屋を後にするセドリック。
アルティゼアに打開策は想い浮かびませんでしたが、一つだけ方法がありました。
古代魔法陣。
生贄が必要な事や、魔法陣を正確に描く必要があり、遥か昔にこの世から消えていましたが、アルティゼアは古代文字を正確に扱う事ができたのです。
今敵わないのなら、その前に戻ればいい…アルティゼアは切り落とされた舌を使って血を出し、魔法陣を描く事に集中しました。
アルティゼア自身が生贄となり、魔法陣が発動します。
驚いたセドリックが駆け付けたその時、部屋中がまばゆい光に包まれたのでした。
今度こそ願いが叶いますように…そう願っていたのに、過去に戻ってきたのは、なんとアルティゼア自身だったのです。
悪女は2度生きるネタバレ3話感想
リシアは外見も内面も美しく、誰からも慕われていたのですね。
リシアから許すと言われた事で、余計にアルティゼアに後悔が残ってしまったのではないでしょうか。
後悔しながらも、全てを失い囚われてしまったアルティゼア。
憎いはずのアルティゼアに打開策を考えて欲しいと懇願するほどに、セドリックは追い詰められていたのですね。
ローレンスとは対照的に、セドリックは正義感に溢れた素敵な男性ですね!
リシアとは恋人同士だったのでしょうか?
暴政を繰り返すローレンスを止める為に魔法陣を発動させたのに、何故かアルティゼア自身が過去に戻ってしまいました。
アルティゼアが過去に戻った事にも何か意味があるはずです。
今度こそ後悔のないように、思いを成し遂げられるといいですね!
悪女は2度生きるネタバレ3話最新話と感想!ローレンスを止める為にまとめ
今回は「悪女は2度生きる」3話のネタバレと感想を紹介しました!
聖女リシアを守る事ができず、ずっと後悔していたアルティゼア。
全てを失った彼女を、かつての宿敵セドリックが救います。
ローレンスの暴政を止める為に力を貸して欲しいと言うセドリック。
自身の正義の為、憎きアルティゼアにも頭を下げるセドリックは男気があり素敵な男性ですね。
初めて人から必要とされた事で、セドリックの役に立ちたいと願うアルティゼア。
魔法陣を発動させ、セドリックの為に時間を戻しますが…自分自身が過去に戻ってきてしまいました。
今度こそアルティゼアは暴君ローレンスを止める事はできるのでしょうか。