「ピッコマ」連載漫画の「転生したら推しの母になりました」83話最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
古代語によって書かれている秘本を解読することができるハデスは、アイシャを呪いから解放することが自分の運命なのかもしれないと考えるのでした。
「転生したら推しの母になりました」83話最新話のネタバレと感想を紹介します!
⇒「転生したら推しの母になりました」ネタバレ一覧と結末予想ページへ
目次
転生したら推しの母になりました83話最新話と感想!救世主ジェヌス
最も早く太陽が昇る村
ある時ある場所、最も早く太陽が昇る平和な村に、アテウスという少年が家族と共に幸せに暮らしていました。
この村の住人は例外なく善良で、アテウスはそんな村人たちにこよなく愛されています。
なぜなら彼は、貴重な火を扱える能力の持ち主だったからです。
あらゆる物を温め照らしてくれる彼の能力のように、村人たちは身寄りのないやせ細った少年が突如村を訪れても暖かく受け入れました。
身寄りのない幼き少年の名前はタリオ。
家族というものがわからず母を恋しがるタリオに、アテウスはまるで実の弟に接するかのようにたっぷりの愛情を注ぐのでした。
崩れた平穏な日々
そんな幸せな日々が続くと思っていたある日、毎日同じ時間に昇っていた太陽が登らない日が訪れました。
そしてどこからともなく現れた醜い魔獣は、村の家屋を家畜もろとも踏み潰し、子供たちを生きたまま喰らったのです。
家畜と子供だけを狙う魔獣を前にして、妹のシーニャを連れて逃げ回っていたアテウスは、タリオがまだ逃げきれていないことに気がつきます。
大声を出してタリオを呼ぼうとしても、恐怖で体が動かないアテウス。
そんな時、奇跡が起こります。
震えるタリオを夜明けまで見つめていた魔獣は、彼を喰らうことなく静かにその場を去っていきました。
魔獣がなぜそのような行動を取ったのかはわかりませんが、アテウスは一生涯背負うかもしれない罪悪感から解放されるのでした。
泣きながらタリオに駆け寄り、次こそは守ってみると彼を抱きしめたアテウスは、再び太陽が沈んだ3日目の夜に約束を守ります。
魔獣に囲まれてもなお諦めずタリオを抱きしめ守り続け、そしてまたしても奇跡が起こったのです。
立て続けに起こる奇跡に、アテウスは魔獣が本能的にタリオを避けているのかもしれないと考えるのでした。
救世主
そして地獄のような夜が過ぎ、太陽が最も遅く昇る村と化したここには、些細な幸せすら残っていませんでした。
しかしそんな中、とある貴婦人が村を訪れます。
ジェヌスと名乗る彼女は、魔獣から子供たちを無事に守り切りました。
彼女から放たれる言葉よって大人しくなり、まるで飼い慣らされた犬のように山へ戻っていく魔獣たち。
アテウスは3回目の奇跡を目撃します。
眩い太陽が村を照らすと、村人達はジェヌスを崇め、この村に居てくれるように引き留めました。
そして村にはジェヌスの住む小さな家が建ち、再び平和が訪れます。
子供たちはジェヌスを母と呼び慕いましたが、その中でもタリオは特にジェヌスを慕いました。
タリオが家族を羨むこともなくなり、そして彼を見つめるジェヌスの眼差しも慈しみに溢れていることに、アテウスは気付きます。
彼女の存在はタリオにとってもアテウスにとっても、次第に大きくなっていくのでした。
転生したら推しの母になりましたネタバレ83話感想
どうやらジェヌスの昔の話のようですね。
家族を欲するタリオと、火の能力者であり家族思いのアテウス。
なんだかタリオはアベル、アテウスはハデスに似ていますね!
最も早く太陽が昇る村で、みんなが幸せに暮らしていたところに、突然現れた魔獣。
アベルをハデスに託す時も、ジェヌスと魔獣は大きく関係していましたね。
なんだか不思議な感じです!
そしてこの3人の出会いが、彼女の運命にどう関わってくるのでしょうか?
彼女の子供がタリオとして、もし彼がジェヌスの呪いのせいでいなくなってしまったとしたら、アテウスはどんな言葉をかけるのでしょう。
3人が今後どのような運命を辿るのか、注目です!
転生したら推しの母になりました83話最新話と感想!救世主ジェヌス
今回は「転生したら推しの母になりました」83話最新話のネタバレと感想を紹介しました!
ジェヌスはある時、太陽が最も早く昇る村の子供たちを助けたことで、その村の人々から崇められていたのでした。