「ピッコマ」連載漫画の「転生したら推しの母になりました」84話最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
ジェヌスはある時、太陽が最も早く昇る村の子供たちを助けたことで、その村の人々から崇められていたのでした。
「転生したら推しの母になりました」84話最新話のネタバレと感想を紹介します!
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目次
転生したら推しの母になりました84話最新話と感想!不出来な兄
特別な感情
ある時、タリオはアテウスに、木の人形の作り方を尋ねていました。
危ないから自分が作ってやると言うアテウスに、タリオは自分で作らなければ意味がないのだといいます。
彼はお母さんのために彫刻をプレゼントしたいと言って、満足気に笑います。
よほどジェヌス様のことが好きなのだな、と笑うアテウス。
彼ももちろんジェヌスのことは好きですが、それはお母さんとしての好きではありません。
ジェヌスに名前を呼ばれると心臓が跳ねるアテウスは、ジェヌスに特別な感情を抱いているのでした。
ずるい考え
アテウスを呼んだジェヌスは、1つお願いをします。
もし私がここからいなくなったとしても、タリオのことを守って欲しい、と。
アテウスは約束を引き受けますが、それならばどこにも行かないで欲しい、と条件をつけます。
タリオにとってジェヌスがそばに居ることが1番幸せなことだと、アテウスは言います。
しかし、タリオのためを思っているような言葉を使っても、本心はただどこかへ行ってしまいそうなジェヌスを引き留めたかったのかもしれません。
本心を伝えぬまま、アテウスはこれでよかったのだ、とジェヌスと指切りをするのでした。
不出来な兄
そして平和に過ごしていたある日、村の子供たちが病に倒れ始めました。
血を吐き痩せ細り、そしてひとり、またひとりと子供たちが減る度に、村人たちはジェヌスを頼ります。
しかし、ジェヌスにはそれを解決するべなどなく、ついにアテウスの妹シーニャまで命を落としてしまいました。
そして悲しみに明け暮れた親達は、誰がこの村に来てからおかしくなったのかを考えるようになります。
標的にされたタリオをアテウスは必死にかばいますが、魔獣がタリオだけを襲わなかった夜が頭の中に浮かび、忘れることができません。
そのままタリオを連れていこうとする父を引き止めようとしたアテウスは、振り払おうとした父の手が顔にあたり、意識を失ってしまいます。
目を覚ました時にはすでに日は暮れており、アテウスは吐血した体で必死に村を走り回り、タリオを探します。
そしてついに見つけたタリオの胸には、深々とナイフが突き刺さっていました。
泣きながらタリオを抱きしめるジェヌスを見たアテウスは、彼にとって自分は最後まで情けなく、不出来な兄だったと考えるのでした。
転生したら推しの母になりましたネタバレ84話感想
誰も報われない結末になってしまいました…。
タリオがジェヌスの子供だとしたら、ジェヌス自身が彼に手をかけるものだと思っていましたが、違うのですね!
タリオはジェヌスの子供ではなかったということなのでしょうか、謎が深まります。
それにしても、アテウスはずるい考えをしていたとはいえ、これはあんまりです。
タリオも守れず、ジェヌスとの約束も守れず、彼女からどのような言葉をかけられるのか聞くのが怖いですね。
タリオを失い自らの不出来さに気づいたアテウスは、これからどうするのでしょうか。
この村の結末に、注目です!
転生したら推しの母になりました84話最新話と感想!不出来な兄
今回は「転生したら推しの母になりました」84話最新話のネタバレと感想を紹介しました!
ジェヌスとの約束を守れなかったアテウスは、タリオを失って初めて自分の不出来さに気がつくのでした。