ガラスの温室の公爵夫人ネタバレ第29話最新話と感想!母の最期

ガラスの温室の公爵夫人

「ピッコマ」連載漫画の「ガラスの温室の公爵夫人」第29話のネタバレと感想をまとめてみました!

今回はエドハールの幼い頃のお話です。

彼の母はどのような人生を歩んだのでしょうか。

「ガラスの温室の公爵夫人」第29話のネタバレと感想を紹介します!

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ガラスの温室の公爵夫人ネタバレ第29話最新話と感想!母の最期

絶望する母

幼い頃から冷遇されてきたエドハール。

本妻である公爵夫人が男の子を出産した為、彼は生まれながら忌まわしい存在として扱われてきたのです。

彼の食事には頻繁に毒が盛られ、何度も命を狙われましたが、幼かった彼はただ耐えるしかありませんでした。

 

ある日、業を煮やした母親が侯爵夫人の元へ。

エドハールが公爵家の後継ぎの座を狙う事はないから、命だけは助けて欲しいと懇願します。

しかし、泣きながら倒れ込む母を見ながら公爵夫人はこう言いました。

 

本人が無欲でも、周りが放ってはおかないと。

以前の公爵夫人は長い間子供を身ごもる事ができず、妾が入ってくるのを止める事ができませんでした。

だから自分も、息子を脅かす存在が完全に消えるまでは止めるつもりはないと言い放ちます。

 

この言葉を聞いた母は全てを悟ったのです。

自分がここに嫁いだ事も、子供を授かった事も、何一つ自分の意思ではなかったという事を。

そして自分はいつまでこうして生きていけばいいのかと絶望するのでした。

母の最期

時は流れ、たくましく成長したエドハールは母の部屋を訪れていました。

ドアを開け中に入ると、口から血を流しながら力なく微笑む母の姿が。

状況を理解したエドハールは、急いで母に駆け寄ります。

 

息子の頬に触れながら、自ら命を絶つ事を謝る母。

エドハールは医者を呼ぼうとしましたが、母はそんな必要はないと言います。

そして、あなたは自分らしく生きてと言い残すと息絶えてしまったのです。

侍女長への疑惑

ヒスビリアン公爵家の帝都の別邸に滞在していたレイナ。

彼女はある話をする為、侍女長のロシアネを呼び出していました。

帳簿を見た事を伝え、何か言う事はないのかと詰め寄ります。

 

何の事かわからないと誤魔化すロシアネに向かって、次々と帳簿の記録を読み上げるレイナ。

慌てたロシアネは、全て誤解だと伝えます。

レイナはただ会計記録を読み上げただけなのに、何故そんなに慌てるのかと微笑みました。

 

「ブラックジャック」と声を荒げるロシアネ。

そしてブラックジャック貿易商への入金は全て誤解だと訴えました。

この言葉を引き出す事がレイナの作戦だったのです。

ガラスの温室の公爵夫人ネタバレ第29話感想

やはり前話で登場した女性はエドハールの母でしたね!

無力な彼女はただ周りの言いなりになるしかなく、やがて息子もろとも疎まれる存在に。

全てに絶望し、自ら命を絶ってしまった彼女の人生はあまりにも悲惨なものでした。

 

なんだかエドハールの母の人生と、前世のレイナの人生が重なります。

「自分らしく生きて欲しい」という母の最期の言葉は、エドハールがレイナに向けたものと同じです。

母の存在があったから、孤独なレイナが気になったのでしょうね。

 

母の遺言通り、今の彼は自分らしく生きているように見えます。

大事な人を2度も救えなかった経験が、彼を強くしたのかもしれませんね!

 

現代ではレイナが侍女長の不正の証拠を見つけた様子。

ブラックジャック貿易商とは一体何なのか気になります!

ガラスの温室の公爵夫人ネタバレ第29話最新話と感想!母の最期まとめ

今回は漫画「ガラスの温室の公爵夫人」29話のネタバレ、感想をご紹介しました。

全てに絶望した母は、「自分らしく生きて」という言葉を残し自ら命を絶ってしまいます。

一方侍女長の不正に気付いたレイナは、彼女に弁解を求めるのでした。

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