『ピッコマ!』で連載中の恋愛漫画『今世は当主になります』163話最新話のネタバレと感想をまとめてみました!
皇后は自分の言うことを聞かなかったデュージーを軟禁すると頬を叩き、弟であったとしても容赦なく、恐怖で支配しようとするのでした。
『今世は当主になります』163話最新話のネタバレと感想を書いていきます!
目次
今世は当主になりますネタバレ163話最新話と感想!チャントーンとの取引
許されない恋
アビノックスの恋路を応援した夜、ティアが本を読んでいると、ララネが部屋にやって来ました。
ララネはアビノックスに会えたことが嬉しかったようで、ティアに花をプレゼントしてお礼を言います。
そしてティアがそんなに好きなんだとニマニマしながら聞くと、ララネは頬を染めながら頷きます。
アビノックス様は心から私のことを思ってくれているのが伝わるし、人見知りだったけど彼の前では自然と笑顔でいられるの、と。
そう言うララネがあまりに綺麗で切なくて、今は自分のことだけ考えてほしいと彼女の手を握るティア。
しかしララネはこの気持ちが勝手なものだと、自分を責めているようです。
家のために縁談を受け入れるべきなのに、彼と一緒にいたい気持ちが抑えられない、と。
ティアはそんなララネに寄り添い、2人は穏やかな時間を過ごすのでした。
脅し
ギャラハンは突然衣料品店にやってきたチャントーン・サーシャウに困惑していました。
彼はお茶を飲みながら、邪魔してしまったかなと軽く笑い、突然来たことに対する謝罪は全くありません。
むしろ、当主の私に一度は挨拶に来てくれるのではないかと期待していたと言う程です。
ギャラハンが一体何を企んでいるのかと考えていると、チャントーンはチェサユに湾港が出来るようですね、と早速本題に入ります。
チェサユ湾口まで内陸の物資を運ぶためにはサーシャウの地も経由するはずですが、なぜ今頃になって私の耳に入ったのでしょうか、と。
つまりギャラハンが一生懸命準備してきたこの事業を簡単に水の泡にすることもできる、チャントーンはそう脅しをかけるのでした。
只者では無いチャントーン
チャントーンは脅しながら、ギャラハンの様子を伺います。
ギャラハンの兄であるビエーゼは、少し圧をかけてやっただけで息も出来ぬほどに萎縮していました。
どうせこの者もその程度だろうと考えていたチャントーンは、ギャラハンから何が望みかと聞かれ驚きます。
そして少し笑うと、チェサユ湾港にサーシャウの船が常時入港できるようにして欲しいと提案します。
サーシャウの穀物は帝国で最も安く取引されており、領民が命を懸けて育てた作物が安価で取引されるのを、これ以上黙って見ていられない、と。
だから食料が足りていない西部、つまりアンゲナスと手を組んだのかと聞かれ、否定しないチャントーン。
そしてこれからは湾港を通じて東部まで進出するつもりのようです。
ギャラハンは彼が只者ではないと認めましたが、ただやられてばかりという訳にもいきません。
停泊料はいただくということで折り合いをつけ、握手を交わす2人。
そしてギャラハンは帰っていくチャントーンを見ながら、猛獣から湾港を守り抜いた気分だと安堵のため息をもらします。
しかし領民のことを思う彼の姿を見て、猛々しいだけでは無いのかもしれない、そう感じるのでした。
今世は当主になります163話感想
家のためになる縁談と自分の正直な気持ちで揺れているララネ。
やはりビエーゼとしては、皇后の役にたてるような相手との結婚を望むのでしょうか。
ララネには幸せになってもらいたいので、自分の気持ちに正直でいられるような状況になって欲しいですね!
そして、チャントーンから脅しとも取れる提案を受けたギャラハン。
こんなにやり手な当主が皇后側についていることが不思議でならないですね。
しかし見極めが上手そうなので、皇后が不利になっても飄々と難を逃れそうです。
チェサユの港湾事業によって家門間の関係はどう変化していくのか、今後の展開に注目です!
今世は当主になりますネタバレ163話最新話と感想!チャントーンとの取引
今回は漫画『今世は当主になります』163話のネタバレ、感想をご紹介しました。
チェサユの湾港事業を水の泡にすることもできるというチャントーンの脅しに屈せず、ギャラハンは港湾を守ることに成功するのでした。