もう一度、光の中へ93話最新話ネタバレと感想!ハイネンの思い

もう一度、光の中へ

「ピッコマ」連載漫画の「もう一度、光の中へ」93話のネタバレと感想をまとめてみました!

創造伸から厳罰を受けたルミナスに、ハイネンは自分の思いを伝えます。

もう一度、光の中へ93話のネタバレと感想を紹介していきます!

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もう一度、光の中へ93話最新話ネタバレと感想!ハイネンの思い

神の決まり

どこかの見知らぬ異空間にて、ルミナスが鎖に繋がれて拘束されています。

そこに水の精霊王ハイネンが、ルミナスに会いに来ました。

ルミナスは創造神から精霊界での謹慎処分を受けたと言いますが、ハイネンはルミナスがまだ若いから大目に見てくださったのだと驚きます。

神の力で人間の世界に介入することは固く禁じられており、これに背けば創造伸の名の元に厳罰に処されるのです。

 

ルミナスはそのことを知っているはずであり、これまで問題ひとつ起こしたことがなかったのですが、今回初めて厳罰を受けたのでした。

ルミナスの意志

ハイネンはアイシャに会いに行って、ルミナスの召喚を諦めるように伝えてきたと言うと、ルミナスは覚醒したかのように目を見開きます。

いくら親和力が秀でていようと人間が精霊王を召喚するのは夢のまた夢であるし、アイシャに足りない魔力を補えるほどの魔力石や上級精霊使いはいないから無理だとハイネンは言いました。

それを聞いたルミナスは、アイシャは必ず自分のところまで到達すると言い、自分の限界を超えようと努力している、だからひたすらアイシャを信じて待っていると答えます。

 

ルミナスの言葉を聞いたハイネンは寂し気な表情をしながら、愚かな奴だと思いました。

そして、昔の自分と同じでむしずが走るとも思い、昔のことを思い返します。

ハイネンの過去

ハイネンにも昔、今のルミナスとアイシャのように、とても仲が良い女性の精霊使いがいました。

その女性は、自分がハイネンを召喚して紛争を必ず止めてみせる、自分を信じてくださいと、ハイネンに言っていました。

彼女の瞳はとても澄んだ湖のようであり、静かで美しい心に周りの人々はみんな魅了されており、ハイネンの心にも潤いをもたらしてくれていたのです。

ハイネンは女性の言葉を信じて、どうかそばにとどまらせてほしいと伝えていました。

 

しかし月日が経ち、ハイネンは自分を召喚しようとしている女性を必死に止めます。

女性は召喚で自分の魔力や親和力を使い果たすと、自分の生命力まで消耗させて召喚を続けたのです。

ハイネンが止めても、女性は決してやめようとしませんでした。

 

そしてハイネンは、召喚の最後で女性の呼びかけに応えませんでした。

そうすることで召喚を止めなければ彼女の器が壊れてしまう、彼女は残りの寿命の全てを捧げようとしていたから仕方がなかったとハイネンは思っています。

しかし女性はハイネンが召喚を止めたことに強い悲しみを覚えましたが、その瞬間、敵軍の攻撃を受けて女性は亡くなってしまいました。

その様子をハイネンは目の当たりにしていました。

ハイネンの後悔

ハイネンは過去の話をルミナスに話した上で自分の思いと考えを伝えます。

アイシャの足りない親和力はいずれ命と引き換えに力を手にするだろう、だけどそこまでして手に入れた力は果たしてアイシャの命より価値があるのだろうか?と。

ハイネンは、ルミナスには自分のような後悔をしてほしくないと思っているのです。

もう一度、光の中へ93話感想

前回の話でルミナスが気まずそうな様子を見せたのは、神の世界の決まりを破ったからなのですね。

以前だったら創造伸はもっと厳しい厳罰を下していたとハイネンは言いましたが、ルミナスは謹慎処分だけで済んだのは不幸中の幸いかもしれません。

 

それにしても、自分が強大な力を持っていても好意を持っている人間を助けてはいけないなんて、なかなか酷なことだと思います。

その決まりがあっては人間に対して不必要に感情を持つべきではないと、自分を守るためにとても冷たくて素っ気ない神ばかりになってしまいそうです。

神は本当に人間にとって救いの存在なのか分からなくなりますね。

神が救ってくれるからと信じて努力を続ける精神的な強さを人間に促すことが神の狙いなのでしょうか。

 

ハイネンにも昔、アイシャのような存在がいたのですね。

ハイネンはきっと、この女性とずっと一緒にいたかったはずです。

だけどハイネンは女性の命を守るために召喚に応じませんでした。

そうすることでハイネンは女性の命を守ったのだと思っていましたが、どちらにしても敵軍に手をかけられて女性は亡くなってしまいました。

 

女性が召喚に力を使うのではなく紛争で敵軍と戦うために力を使っていれば、自分の身を守ることができて命を落とすことはなかったのかもしれません。

ハイネンも彼女のそばにいたいと思っており彼女の言葉を信じていたから、精霊王の召喚という無謀なことを止めることもなく、努力し続ければいつか叶うと希望を持たせてしまったのでしょう。

その結果、女性は命を落としてしまい、ハイネンは自分が女性に希望を抱かせたせいだと強い後悔の念を持っているのでしょう。

人間の力の限界を知り、人間を過度に信頼せず、そして叶わぬ努力を続けさせて愛する者が命を落とすことがあってはならないとハイネンは強い信念とルミナスを心配する気持ちを持っているのだと思います。

 

叶わない努力はないと信じたいですが、ハイネンの過去の出来事を聞くと心配になる気持ちも分かります。

ハイネンの対応は冷たいかもしれないけど、ハイネンなりの愛する者の命の守り方だったり優しさなのでしょう。

しかし、人生をかけているほどの目標や努力を失うことも人間にとっては酷です。

何とか、親和力と魔力をたくさん身に付けて寿命を消耗しないで召喚する方法が見つかればいいのですが…

もう一度、光の中へ93最新話ネタバレと感想!ハイネンの思いまとめ

今回は「もう一度、光の中へ」最新話93話のネタバレと感想を紹介しました!

ハイネンの言葉を聞き、ルミナスはどのように思い今後どう行動するでしょうか、展開に注目です!

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