「ピッコマ」連載漫画の「悪女の定義」46話のネタバレと感想をまとめてみました!
郊外での買い物中、皇太子は自分にぶつかった子供を追いかけます。
なんとぶつかった一瞬で盗みを働かれていたのでした。
悪女の定義46話のネタバレと感想を紹介します!
悪女の定義ネタバレ46話最新話と感想!奴隷売買の影
盗みを働く少年
子供の腕をつかんで離さない皇太子に、芙美は驚き駆け寄ります。
すると子供の手から、先ほど芙美が市内で購入した小包が落ちました。
なぜ盗んだのかと聞くと、もともと自分の物だったと主張します。
男の子の姉が、お金持ちは貧乏な人の物を奪うから裕福なのだと教えたそうです。
男の子の名はロニーと言い、年はまだ12歳でした。
それを聞いた芙美と皇太子は顔を見合わせますが、もし盗んだ相手がもっと怖い人だったらどうするのかと叱り、姉は盗めと言ったわけではないだろうと諭します。
悪いことだとはわかっていると反論するロニーに、なら言うべきことがあるでしょうと言うと、素直に謝りました。
盗んだ理由
皇太子は、子供が貧しいのは自分にも責任があると言い、何枚かの硬貨を恵もうとします。しかし芙美はそれを制しました。
男の子は物乞いではなく盗みを働こうとしたので、お金を恵んでもらう資格はないと言います。
芙美の言葉を聞いた男の子は突然、やりたくてやったわけではないと怒鳴りました。
今までどれだけおなかが空いても盗みを働いたことはなかったと、目に涙を浮かべて訴えます。
それならなぜ盗もうとしたのかと聞くと、姉が奴隷として売られてしまったのだと言いました。
耳慣れない言葉に皇太子の表情を見ると、見たこともないほどの怒りと絶望が混ざった表情をしています。
奴隷売買
芙美は冷静に、姉がどこへ売られたのか、誰が買ったのか聞きますが、男の子は涙を流してわからないと答えます。
村へよく来るおじさんに、姉を返してほしければ金を持って来いと言われたのでした。
奴隷制は国で固く禁じられており、たとえ貴族でもすべての権利を失うほど重い罪とされています。
皇太子は、用があるから少し待っていてほしいと告げ、チャンドラムの元へ向かいました。
奴隷の取引が行われている情報を得たことを伝え、犯人を見つけ出すことを命じます。
シャルティアナと一緒にいる子供が犯人と度々会っているから尾行するようにと指示し、芙美の元へ戻ります。
戻ってきた皇太子の目を見て、芙美はただ事ではないことを察しました。
ロニーの顔を拭いてやりながら、自分たちはそのおじさんを探していたのだと言い、紹介してほしいとお願いします。
紹介してくれれば盗みを見逃すし、お礼もすると言われたロニーは、あまりのことにぽかんとしてしまいました。
お願いできるかと聞くと、出来ると即答します。
市内にあるセブレーテという大型ホテルに連れてくるよう指示し、この話は自分たちだけの秘密だと約束させます。
皇太子が契約金として数枚の硬貨を渡し、今日食べるものを買うことが契約条件だと言うと、ロニーは嬉しそうに任せてと言い、市内へ走っていきました。
悪女の定義46話感想
ぶつかった男の子は、奴隷として売られた姉のためにお金が必要な、12歳の男の子でした。
非常に重たい内容になってきましたね。
奴隷売買が行われていることを知った皇太子の表情は、この世の闇を詰め込んだくらいに暗いものでした。
奴隷売買に嫌な記憶があるのかもしれないと思いましたが、今後自分が統治する国で、奴隷として苦しむ人がいることが許せないのかもしれません。
楽しい買い物から一転、滅多に遭遇しない程の緊急事態になってしまいましたね。
口下手な皇太子に変わり、事態に慌てずに必要な情報をうまく聞き出す姿は、未来の皇后を感じます!
アイリーンの不穏な動きが引っかかっているので、さすがのアイリーンも奴隷制に加担するほど歪んでいないと思いますが、モヤモヤしてしまいます。
この奴隷売買問題を解決に導くことが出来れば、また皇后に一歩近づくでしょう。
ロニーのためにも自分のためにも、芙美には頑張ってほしいです!
悪女の定義ネタバレ46話最新話と感想!奴隷売買の影まとめ
今回は、「悪女の定義」46話のネタバレと感想を紹介しました!
男の子が盗みをするほどお金が必要だったのは、姉が奴隷として売られてしまったからでした。
急に目の前に突き付けられた奴隷売買の事実に、芙美と皇太子がどう対応していくのか、今後の展開が気になります!